カポタオルミナの「カポ」とはイタリア語で「岬」という意味です。グランデ・アルベルゴ・カポタオルミナとはその名の通りタオルミナ岬の先端にある四つ星リゾートホテルなのです。
カポタオルミナには二ヶ所のプライベートビーチがあります。片方はイゾラ・ベッラを望める小さな入り江になった砂浜 です。まあ砂浜といってもさらさらの砂ではなく砂利といった感じです。こちらのビーチは午前中に日向になるため混雑しますが、午後は日陰になってしまうのでガラガラになります。もう一方のビーチは、岬の反対側でエトナ山を望められる所にあり、砂浜ではなく岩場になっておりはしごで海に入っていくような感じになっています。こちら側は西側にあるために、午後以降に日向になるために午後から混んできます。そしてプールサイドにあるビーチベッドはそれほど多くないので、午後をここですごそうと思ったら早めに場所取りをすることを薦めます。またこちら側にはビーチだけではなくプールやバール、リストランテがあります。そうそうこのリストランテは、映画「グラン・ブルー」でジャン・レノ扮するエンゾが、パスタを食べているところにお母さんがやってくるシーンを撮影したリストランテなのです。ミーハーな私達は、もちろんここで食事をしました。ちなみにホテルの客室シーンはこのホテルではなく、市街地の方にあるSan Domenico Palaceという五つ星のホテルで撮影されたようです。こちらの方は町の中心部から離れた静かなところにあり、見晴らしの良い高台に建っています。五つ星だけあってなかなか雰囲気のすばらしいところでした。
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