私達が新婚旅行で泊まったこの四ツ星ホテルは、Cala di Volpe（カラ・ディ・ボルペ）を見渡す丘の上に立っています。ホテルの周囲や内部にはたくさんの花 が咲いており、とても綺麗なホテルです。このホテルではスイートに滞在したのですが、そのスイートがとてもすばらしかったです。なぜそれほどまでに「すばらしかった」というのかというと、リビングとベットルームというのはスイートとして当然ですが、ペトラ・ビアンカではそれに加えてとても広いテラス（リビングとベットルームをたした以上の広さ）が付いていたからです。ここのテラスの一方からはカラ・ディ・ボルペを見渡すこともでき、もう一方からはホテルのプール付の中庭やピアノバーやリストランテはもちろん全ての部屋を見渡すことが出来るのです。そのため夜にテラスで二人でゆったりとしてお酒なんか飲んでいると、ピアノの音色がバーから流れて来てとてもいい雰囲気になりました。本当にホテルで一番良い部屋に泊まってしまいました。当時泊まっていた客の中で、一番若いカップルが一番良い部屋に泊まってしまったので、本当にみんなの注目をあびてしまいました。
またHalf boardやfull boardにすると食事が付いてきますが、その食事もカラ・ディ・ボルペを望むところにあるホテル併設のリストランテで食べることが出来るので、雰囲気は最高です。
滞在すること以外に目を向けてみると、ホテルにプライベートビーチは付いていませんが、ホテルのワゴンで送迎してくれるので、ビーチだけに行こうと思うのならば、それほど不便さは感じないと思います。それにわざわざ毎日ビーチに行かなくても中庭のプール（や、もしあれば部屋のテラス）でゆったりするのも悪くないですよ。
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カラ・ディ・ボルペは三つの中で最もモダンな感じがするホテルです。近代的なサービスが行き届いており本当に快適に過ごすことが出来ると友人はいっていましたが、確かに実際に訪れてみるとその友人の意見に賛成することが出来ます。もう一つこのホテルの特徴は、クルーザーを留めることが出来るという点にあります。ヨーロッパの富豪の夏のバカンスはクルーザーによる移動と相場は決まっている中で、このホテルの存在価値はとても高いわけです。先ほど書いた故ダイアナ妃が亡くなる前日まで滞在していたホテルは、まさにここのホテルなのです。
ロマッツィーノは、落ち着いているとても綺麗なホテルと行った感じです。私の意見を言わせていただくと、三つのホテルの中では最も日本人には受け入れられやすいホテルだと思います。部屋の雰囲気や周辺の行き届いた花の雰囲気は心なごませる感じがあります。
