シルミオーネは、ロンバルディア州の東端、ガルーダ湖のほとりにある街で、ガルーダ湖観光の中心地ともなっています。ガルーダ湖の南側に湖に突き出た岬があり、この岬全体がシルミオーネの街となっています。
シルミオーネへの行き方
シルミオーネは小さい街なので、ガルダ湖の中でこの街だけを観光しようと思うのならば、ミラノやベローナ、ヴェネツィアからの日帰りで、十分に観光することが出来ると思います。
シルミオーネに行く方法は、大きく分けて鉄道とバスの二通りあります。鉄道で行く場合は、シルミオーネのそば、Desenzano(デセンツァーノ)で下車します。下車の後、ガルーダ湖までは歩いていくことが出来ますので、散歩がてら10〜20分くらい歩いてみましょう。湖畔に着くと遊覧船の乗り場がありますので、それを使ってシルミオーネに向かいましょう。ちなみにこの遊覧船を使えば、ガルダ湖全体をまわることが出来ます。ガルダ湖全体を見てまわるときは是非活用したいものです。
スカラ家の城塞
街の真ん中の方には、スカラ家の城塞があります。13世紀の建物で、中にはいることもできます。そして城塞の上部からシルミオーネの街を眺めると、岬の陸地の方には陸地から続く緑色の岬の様子を見ることが出来、岬の先端の方には岬の先端部のローマ遺跡を囲む緑の一帯と、その後ろにひかえる広大な湖の様子を見ることが出来ます。
ローマ時代の遺跡
岬の先端には、オリーブの木などの緑に囲まれひっそりとたたずむローマ時代の遺跡が残っています。遺跡までは街の中から歩いていくことが出来、軽い上り坂を登る簡単なハイキング気分です。歩くのが辛いときには、汽車型のバスを利用することが出来ます。
上記の写真のように、石の遺跡を通して見るガルダ湖もまた格別です。
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