オスティア・アンティーカは、ローマの南西部・テヴェレ川の河口のそばに位置しています。現在は遺跡となっているこの街の起源は古く、紀元前四世紀といわれています。最盛期には人口10万人の大都市となったらしいのですが、その後の他民族の侵攻や伝染病の流行によって街は衰退し、テヴェレ川の氾濫で砂に埋もれ永き眠りについてしまったそうです。
19世紀に始まった発掘により、ようやく街は永き眠りから目覚め、過去の様相を今に示すようになったのです。
のんびりしよう。
ここは、ローマとは異なりとてもひっそりとしているところです。観光客も多くなく、のんびりと遺跡を見てまわることが出来ます。ローマでの観光が一日ぽっかりと空いてしまったり、長旅でちょっとのんびりしたいと思うときなどは、ここでのんびりと見学するが最適です。最も限られた時間の中で、観光スポットを見て回りたい人向けではありません。あくまで「のんびり」です。
オスティア・アンティーカへの行き方は、ローマの地下鉄B線・Maglianaで一旦降り、オスティア・リド線に乗り換え、オスティア・アンティーカ駅まで行けばたどり着けます。
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